『新エバンジェリスト養成講座』を読んで
2019年3月26日に開催される 新エバンジェリスト養成講座 に向けて、西脇 資哲 著『新エバンジェリスト養成講座』を読みました。表紙の見た目では堅苦しそうなイメージでしたが、いざ読んでみると語り口調の読みやすい内容になっていました。プレゼンテーションについて悩みを抱えている人にはお勧めしたい本です。
新エバンジェリスト養成講座 目次
- Introduction
- Chapter1 プレゼンテーションって何?
- Chapter2 シナリオを作る
- Chapter3 スライド作成のヒント
- Chapter4 魅力ある話し方
- あとがき
読んでみた時のギャップ
目次を見てわかるかと思いますが、プレゼンテーションについて書かれていました。本のタイトルに "養成講座" とあったのでプレゼンテーションについての内容だと思わずに読み始めたので少し驚きました。また、表紙のイメージから「論文っぽい文章で説明がずらずら並んでそう...。最後まで読めるかな...。」と読んでみるまで勇気が入りましたが、読んでみるとただ説明するのではなくこちらに語りかけてくるような文章で大変読みやすかったです。また、西脇さんのユーモアある時事ネタが入っていたり、少しクスッとしてしまうようなところもありました。
※語り口調になっていたのは、『新エバンジェリスト養成講座』というイベントを書籍化したという経緯からだと思います。
もしかしたら、本を開いた時文字がひたすらに並んでいるため集中力が持たなさそうだと感じる方がいるかもしれません(私のように)。しかし文章自体は本の2/3ほどに収まっていて文字を追いやすく、文の中に難しい言葉があまり入っていないことから目が滑るように読めます。私はメモを取りながら読んでいたのですが、スラスラ読めすぎて勝手に目が文字を追って行きメモが追いつかないほど読みやすかったです。(伝わりました?伝わらなかった方は読んでみればわかります ^^;)
少しプレゼンを上手くできるようになった気がする
プレゼンテーションの基本的な考え方が詰まった内容になっていて、すぐにでも実践できそうなことが多く、読み終わったころには「次のプレゼンは少し上手くできそう!」という気分になれました。
大切なこと抜粋
本を読んでこれは重要だ!と感じたことを一覧にしました。
- ゴールは相手を動かすこと。
- 内容を考えるときはまず「伝えたいこと」を決める。
- 話していること=聞いていること=見ていること
- 課題提起と回答が30%、本題が70%
- 視線誘導しやすいスライドデザイン
- プレゼン時の手の動きは大きく!!!
- 接続詞で振り向くのがコツ
- 最後の挨拶はキメる
- プレゼンの視点は会場の人視点で
- 緊張しないコツはペースメーカーを見つけること
まだまだ「これは重要だ!」「実践していこう!」と思うところはたくさんあったので気になる方は読んでみてください!
新エバンジェリスト養成講座 単行本(ソフトカバー) – 2015/10/14 西脇資哲 (著)